2018/12/05 13:25
古色の美のアースカラープロジェクトに参加し、
土で染めることを体験してから、
ますます天然染料に魅了されています。
(天城山の土で染めたおくるみも作成中です。
紫外線、電磁波遮断効果があります)
お薬を飲むことを「服用」と言いますね。
古色の美のワークショップで、
その昔、人々は薬効成分のある布をまとって癒しを得ていたことから、
「服用」という言葉は生まれた、というお話を聞き、
「服用」できる布を作りたいと強く思うようになりました。
2018年11月25日に阿倍野長屋で行われたワークショップに参加し、
万能薬である「ホーリーバジル」を使った染色を体験してきました。
自宅でもホーリーバジルを育てていて、
風にそよぐだけで香るその強さに特別な力を感じていました。
ホーリーバジルの染料は布を染料の中で動かすたびに
スパイシーさとさわやかさが入り混じった香りが立ち、
染めの作業そのものが癒しの時間となりました。
ホーリーバジルの染料だけでは、薄いグリーンにしか染まらず、
その中に少しだけベンガラを混ぜて染色を補強します。
ワークショップではインド綿のストールを染めました。
大阪からの帰りの夜行バスの中ではそのストールを頭からかけて寝ました。
目覚めると朝の三島。
ぐっすり眠れたような気がしました。
ワークショップの後日、送られてきた染料を使って工房でおくるみを染めています。
「万能薬」のホーリーバジルで染めたおくるみ。
赤ちゃんがぐっすり眠れますように。
やさしいきもちいっぱいで作業しています。
完成をお楽しみに!
※ホーリーバジルの染料は、まだ古色の美のホームページでは購入することはできません。
直接お問い合わせください。